無人販売店で閉店・失敗したら在庫や什器はどうする?
24時間営業の無人販売店が全国に増えています。食品を中心に拡がりを見せる無人店ですが、残念ながら閉店する店舗も。無人店の廃業で発生する在庫・什器はどのように処分・換金すれば良いでしょうか?
増える無人販売店
以前から地方では農作物を中心に無人販売は行われてきましたが、近年注目を集まるようになったのは餃子の無人販売店「雪松」の大々的なFC展開がきっかけでした。雪松餃子はコロナ渦において「無人店舗での24時間販売」をアピールし、全国に出店。”1000円”という高額な設定の冷凍餃子や令和の時代に”賽銭箱で売上を回収する”というアナログさなども注目を集めました。それ以降、餃子以外にもラーメンや焼肉用のお肉など無人の食品販売店舗が相次いで出店しています。
初✨雪松のお持ち帰り冷凍餃子🥟
— Bingo21 東刈谷 since1990.12.25 (@Bingo2118) April 11, 2022
パリパリもちもちで食べ応え抜群🌟
なによりコスパ最強です🤗
皆さんも是非、食べてみてください❗️
明日12日(火)あさ9時開店🕘
8時30分抽選開始です🍀
お待ちしております‼️#Bingo21 #東刈谷 #スロット #パチンコ pic.twitter.com/4w2nID3aC2
ぬあっ
— イタバシーラカンスさん 板橋区[非公認]キャラクター (@itabacoelacanth) February 13, 2023
蓮根の無人餃子販売所、雪松さんが…
に、日本ラーメン科学…研究所ですと…Σ('◉⌓◉’)
これは…冷凍ラーメンも販売始めたってことなんですぞ?
今度入って確かめなければなんですぞ〜ε(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ pic.twitter.com/fLz8kOez7e
#おウチdeお肉 が豊橋にオープンですって!おめでとうございます㊗️
— FC加盟してみました🌻 (@himawari3588s) November 13, 2022
あわよくばオーナーさんや社長さんがみえたらお話し伺いたかったですが、店名通りお客様以外は無人でした💦 pic.twitter.com/C8gXR8VCiw
無人販売店の魅力
このように急激に増加する無人販売店の魅力とはなんでしょうか。
一つには「誰にも会わないこと」が挙げられると思います。買い物をする際に過度な接客を受けることが苦手な人や、安価や高額な商品をレジ会計時に店員に見られることでストレスを感じる人も少なくないようです。そうした人たちに無人販売はストレスフリーで利用できます。コロナ渦では人との接触回数を減らしたいというニーズもあったようです。また多くの無人店舗は24時間営業を行なっており、1000円設定の餃子や焼肉用のお肉が売れていることから深夜に「ちょっといいものを購入したい」というニーズにもマッチしていると思います。
無人販売の餃子めっちゃ便利ですよねー✨
— うさまる (@hikaru20101122) February 13, 2023
あれだけ市内に作られたら冷凍餃子ばかり買ってしまうのも納得です😅
確かにこれだけ増えての3位はすごいw
餃子の無人販売はよく使って常備してる。確かに不用心だけど、自販機よりも気楽感がある。
— 小豆大豆(Vaccine Booster shot) (@DaiZ8686) February 8, 2023
カップ麺作る時間と同じぐらいで焼きたての餃子ができるのでとても良い。やはり温めたのでなく焼いたものは強い。これとビールで夕食になるのだ。
相次ぐ無人販売店での盗難事件
このように人気を博している無人販売店ですが、残念ながら招かざる客も来店してしまっています。
それは窃盗犯、万引きです。24時間・無人という営業スタイルから有人店舗と比べ誰にも見られていないという点で盗難リスクは高いと言わざるを得ません。また食品を扱っている店舗では「空腹」を理由に盗みを働く事案が多く、貧困問題も垣間見えます。一方で無人店側も防犯カメラなどを設置しており犯行の様子を録画しており、ほとんどが警察により逮捕されています。実際には有人店の多くでも万引きは発生しており、無人ということで大きな差はないと考えられます。
【独自】肉の無人販売店でお金払うフリ 服で手元を隠し…万引き犯に店長「理解できない」(FNNプライムオンライン) https://t.co/brJQiZMWNo pic.twitter.com/o44Nn6wSP8
— ︎ ︎ ︎ ︎REAPERAXFGO (@AXFGO) March 28, 2022
閉店する無人販売店も
人件費がかからず、商品もFC本部から供給されることで安定的な収入が得られるためフランチャイズに加盟して無人販売店を開くオーナーさんも多いようです。また手間がかからないことから副業としても注目を集めています。一方で本部の魅力的な商品や強力な支援があっても、残念ながら閉店する店舗も現れています。
餃子の無人販売は最近よく見るけど、お弁当の無人販売は初めて見た!アナログなシステムやったし、これは買う側のモラルが問われるやろな〜と思ってたら…いつの間にか閉店してた…。 pic.twitter.com/LNP4p15oA3
— あんこゆうこ/アラフォーバツイチの日常絵日記 (@ankoyuuko) February 10, 2023
最近できた餃子の無人販売店が、もうじき閉店するとか。なんぼ無人でもテナント料とか光熱費バカにならんやろうし。
— maako (@Maako0907) February 10, 2023
1月半ば頃に商店街の24時間営業の無人餃子販売店が閉店した。
— pokomoko(ポコモコ) (@pokomoko_daikan) February 6, 2023
最近出来たばかりという感覚だったのだが
とはいえまだ出来て1〜2年くらいのはず。
こういう店舗はすぐ開店できてすぐ撤退できるのも利点なのかな。
閉店に追い込まれてしまう主な理由は以下の3点です。
- 立地などの理由により来店客数が当初の見通しよりも少なかった
- 想定を超えるような過度の万引き、什器などの破壊行為
- ウクライナ問題による電気代の高騰
多くの無人販売店は冷凍食品を取り扱っており、無人とはいえ多額の電気代が発生します。また24時間営業のため深夜も含め看板や店内照明で集客する必要があり、電気代の高騰は収益に大きく影響を及ぼしているでしょう。
無人販売店の在庫・什器の処分はキンブルへ
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